AOL が SenderID 「不支持」表明
2004-9-16 17:06
ITmediaニュースによれば、AOL は SenderID 技術の支持を撤回し、SenderID の元になった Sender Policy Framework (SPF) を推進すると表明したそうです。SenderID は、SPF と Microsoft の Call ID 技術が統合されたものですが、オープンソース界から批判が寄せれられていました。大量のメールを捌く一角である AOL が不支持を表明したことで、SenderID 技術の先行きが不透明になりますね。
個人的には SenderID よりも SPF の方が良かったと思っていたので、AOL とは同意見ですね。ちなみに japan.linux.com に japan.linux.com | SPF解説という記事が載りましたので、SPF に興味のある方はご覧になって下さい。
一方で AOL は、Yahoo が推進している DomainKeys も導入するとしています。以前も書きましたが、SenderID と DomainKeys は併用可能であり併用すべきものですので、これは正しい方向性です。私も両者を試していきたいと考えています。
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