土星の衛星エンケラドス 噴泉の謎 – 日経サイエンス 2009年 03月号より

2009-2-16 07:00
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ちょっと紹介が遅くなりましたが、発売中の日経サイエンス 2009年 03月号で、土星の衛星エンケラドスが特集されています。エンケラドスは直径500km という小さい衛星ですが、2005年に NASA の土星探査機カッシーニが噴泉の写真を撮影したことで、地表近くに水があるのではないかということで注目を集めています。

日経サイエンス2009年3月号

水があるということは、生命の存在も期待されるわけですが、なぜ極寒の地である土星の、小さな衛星に液体の水があり、噴泉(温泉!)がわき出ているのかなど、最近の観測結果をもとにした仮説が紹介されています。潮汐発熱なんてものがあるんですね。これはなかなか読み応えがあります。日経のサイトに記事のダイジェストが出ています。

とはいえ日経サイエンス、ちょっと高いですよね。1400円です。Newton は 1000 円なのに。だから滅多に勧めませんが、今月号は他にも「PNA 三重らせんを作る生命分子」とか「なぜマジックにだまされるか」とか、読んで面白い記事が多かったです。おすすめです。

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